LAST UPDATE 2004/7/16
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Analog Synthesizer ソフトウェアシンセが進化してもアナログシンセの魅力は衰えるはずがない。 それは電子ピアノやサンプラーが進化してもアコースティックピアノの魅力が変わるわけではないとの同じなのだ。 またソフトシンセを「駄目だ」という意見をよく耳にする。ソフトシンセの対抗馬にまで リアルアナログシンセの価値を下げる真意が私にはわからない。 それは絶対唯一の価値である。 |
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Korg Mono/Poly ★★★★★
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Analog Synthesizer 4VCO-1VCF-1VCO 2EG-2LFO
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国産機では珍しいオシレーターから音づくりができるシンセ 4VCOでオシレーターモジュレーションが出来るコンボ向けシンセなんて世界にそんなにあるもんじゃない。日本のシンセは今も昔も楽器音の再現、楽器としてのシンセを目指しているから非楽器的な雑音の生成をシンセの機能から排除されがちである。雑音が楽器の個性を形成する重要な要素でもあるのにもかかわらずだ。シンクやFMが搭載されているシンセは稀少であるしフィルターFMなどV-Synthでも出来ない。かのヤマハのCSシリーズのフィルターが発振しない理由も実はこの辺にあると思っている。そんな日本のシンセの中でも異彩を放つのがこのMono/Polyというシンセである。
4VCOでSYNC/クロスモジュレーション オシレーターはSaw,Ramp,PW,PWMの波形を搭載し個別のチューンとボリュームを持ったオシレーターが4機、クロスモジュレーシヨンとシンクは1>2.3.4 、1>2 3>4にモード切替で選択できる。フィルターはPPGWaveやCMI Fairlightに使われた*SSM2044、4PoleのLPF。EGはVCF、VCAごとにADSRを装備、フィルターEGはFMのモジュレーションソースしても選択が可能。LFOは2機装備。 4つのVCOをモノで使用するユニゾンモード、4つのVCOそれぞれに打鍵順に アサインしていくポリモード、さらにポリモードでの発音数での音量の変化を 補正するPOLY/SHAPEモード、4音のコードを記憶するコードメモリーモード、 発音し続けるHOLDモードのの5種類のキーアサインモードを持っている。
キーアサインモードで多彩なアルペジオ 一般的なUP/DOWN/UP-DOWNのモードを持つアルペジエイターを装備。 LFO2でクロックを供給するのでアルペジエイターを動作させてLFO1でフィルターモジュレーションを別にかけることも可能だ。また外部クロックでも動作する。 このアルペジエイターはユニゾンモードで使用するのが一般的だと思うが ポリモードでも使用可能。アルペジエイターが4つのVCOに順にアサインしていくので波形をシーケンスの中で変化させたりチューニングを変化させてアルペジエイターではできないシーケンスラインを組んでみたり、VCOごとにレベルを変化させてアクセントをつけたり、休符を入れてみたりと、かなりおもしろく遊べる機能なのだ。
CV/GATEは一般的なV/Oct。VCOとVCFへ外部からモジュレーションソースを 入れる事もできる。 またポルタメントはCV/GATE入力後に入るので簡易なMIDI>CVコンバーターの 使用でもポルタメントの効いた演奏ができる。
出てくる音ははっきりいってゴキゲンでツマミを弄れば弄るだけおもしろい音やフレーズが出てくる。長く効果音の現場にあったという話をどこかで聞いたことがあるが十分納得できる話だ。 レゾナンスを上げてもゲインが下がらない**工夫がしてあるのでレゾナンスを効かせたサウンドは実に楽しい。
これだけの多彩で的の得たモヂュレーションを少ないパラメーターで実現させた事は特筆に値する。
ただしこのシンセMinimoog的なベース音を期待するシンセではない。
今まで使ってきたシンセの中で文句なしにナンバー1のシンセ。 ファットなベース、分厚いリード、刺激的なFXサウンド。 シンセとはこういうシンセの事を指す。
*CEM Data&ChipsにPdfのData Sheetsがある。 **K.T's Home Pageでの紹介記事に詳しく記述がある。 ***今所有しているMono/Polyは2代目。Yu-Pun-Oさんから譲っていただいたモノでSSM2044と出力端子が交換されている。名前の(A)はYu-Pun-Oさんの所有する2台のMono/Polyの(A)号機であったことを表します。 |
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Roland SH-101 ★★★★
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Analog
Synthesizer
1VCO(w/Sub OSC)-1VCF-1VCA 1LFO+1EG(ADSR) CV/GATE(V/oct)
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ローランドの作った最後のアナログシンセ(本当の最後はMC202)。1VCO+1VCF+1VCA+1EGのシンプルなモノシンセに簡易なデジタルシーケンサーと アルペジエイターを装備したモデルである。オプション装備でショルダー演奏(電池駆動)が可能。
シリーズに共通するファットでハイファイ感のある出音はたいへん気持ちが良い。
このSHシリーズの末弟には他にはないあなどれない機能がひっそりと存在する。なんとノイズジェネレーターをモジュレーションソースとして使用できるのだ。シンセサイズの幅を広げる意味でこれはとてつもなく大きな差になる。 雨がトタンを叩く音や天婦羅をあげる音。雷の音(さすがにしょぼい)、パーカッションサウンドなど使いこなすほどに、おもしろく遊べる。
内蔵のデジタルシーケンサーは超簡単なステップシーケンサーだが出力もできるので大変重宝する。ちなみに接続はミニプラグだ。
初めて買ったシンセがSH2でそれより格下という意識と兄弟機であるMC202を持っていたためなかなか触れることのなかったシンセだが なかなかどうして侮れない。なにより楽しいシンセだ。
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Technosaurus Microcon ★★★☆
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Analog Synthesizer 1VCO(w/Sub OSC)-1VCF-1VCA 1LFO+1AD CV/GATE(V/oct)Midi(Microcon2) External Signal in |
VHSサイズ。お弁当箱のようなアナログモノシンセ。 それはそれはカワイイ。音はアナログシンセ〜って感じの SH系の気持ちのよい音が出てくる。 Noise Genすら無い必要最小限のコントロールしかないがそういうシンセと割り切って可能性を探るシンセである。 凝った音作りは他のシンセでやればよい。
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Korg MS-20 ★★★★☆ 2004/7ドナドナ
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Analog Synthesizer 2VCO-1VCF-1VCO 2EG CV/GATE(Hz/OCT)
外部入力(ESP)で遊んでみた!!
ソフトシンセをただ通してみた!
ギターカッティングをESPの 入力で歪ませてエンベロープフォロワーを使ってワウをかけてみた!! ついでにディレイで色気も足してみた!!
ドラムループにESPのバンドパスフィルター!!通すだけで太くなります。前半はHPを操作。後半はLPを操作 >MS20
ボクのMS20 MS20を手弾きで弾いてCubase で録音、編集した曲です。
マスタリングの際にマルチバンドコンプを使用した以外エフェクター類を使用しておりません。 またMS20を通して録音した自分の声以外効果音にいたるまでMS20 のサウンドです。
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コルグが世界に挑戦した全鍵完全ポリフォニックシンセPS3000シリーズの パーツを流用して作られた*MSシリーズの中核製品。
コシのあるオシレターと過激なフィルター(KORG35)でアナログサウンドを 気軽に楽しめる。セミモジュラーシンセの銘品だ。 PS3000シリーズを踏襲し樹脂製の黒いボディに収めたデザインもテックな雰囲気 とラヂオな雰囲気が同居していて抜群。
LPFの前にHPFがしかもレゾナンス付きでインサートされている。JunoやOdysseyでもそうだが音作りの幅が強力に高まる部分である。さらにレゾナンスがあるということはHPFを使って**音を太くすることも可能である。 シリアルに接続された2つのフィルターで当然バンドパスフィルターとしても使える。
本格的なエンベロープフォロワー搭載の外部入力端子(ESP)を装備しているので エフェクターとして活用するのも実に楽しい。 単に通すだけでアナログらしいファットな音になってくれるので私はVstiやPulsarのシンセを通している。 シンセとしての機能(オシレーターなど)が壊れているとしてもこの機能が生きていればこのシンセの価値は十分にあるのだ。
このシンセ、モジュラーシンセとはいっても完全なものではなく中途半端なものなので当然フルモヂュラーシンセと比べると自由度は低い。しかしその制限のポイントが絶妙で不思議に音作りに燃えることができるシンセだ。
この時代のシンセはプリセットをメーカーがつくりその価値を提供するのではなくユーザーが創造と工夫と修練で価値を作り出していた時代の楽器なのだ。
MS50やSQ10と組み合わせるとそれはそれは凶悪なシンセとなる。
*Korg MSシリーズ
MS10 1VCO 1VCF 1VCA 1EGセミモジュラーシンセ MS20 2VCO 1VCF 1VCA 2EGセミモジュラーシンセ MS50 1VCO 2VCF 1VCA 2EGモジュラーシンセ MS01 フットコントローラー MS02 Hz/V <>V/Oct コンバーター MS03 シグナルプロセッサー MS04 モジュレーションペダル SQ10 アナログシーケンサー VC10 アナログボコーダー
**HPFのレゾナンス 低い周波数からカットするのがハイパスフィルターだが、カットしたポイントをレゾナンスで持ち上げればその周波数域をブーストできる。 とはいえ一般的なHPFではその効果は薄い。MS20のHPFは低域のブーストに積極的に使用できる稀有な特性を備えている。
2004/4/3追補
2004年3月KorgよりKorg Legacy Collectionがリリースされた。>Korg MS20/Polysix/Wavestationのソフトウェアシンセをひとつのパッケージにし 初回特典としてマイクロMS20コントローラーを付属しての登場である。 |
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Cheetah MS6 ★★★☆ 2004/7ドナドナ |
デジタル/アナログハイブリット(DCO+アナログフィルター) |
80年代終盤DXシリーズさらにはM1というPCMシンセの爆発的なヒットによりアナログシンセは時代遅れなシンセとして位置づけられることとなった。
そんな時代に*DCO(デジタルコントロールドオシレーター)とアナログフィルターを搭載したモジュールがPCMとアナログモデリングの時代の狭間に存在した。
英Cheetah社のMS6はそんな時代のハイブリット音源モジュールある。Matrix1000やMKS50が当時のお友達だ。Matrix1000と大きく異なる点は本体でエディットできることである。UP/DOWNボタンのみでの操作で決して誉められるものではないがが、この違いはかなり大きい。 出音は巷で語られるほどチープではない。中域に特徴のあるファットなサウンドは風情すら感じる音で、それは決してそのあたりのソフトシンセが太刀打ちできる次元では当然ない。 なんてったってかのプロフェット5に搭載された**CEM3340のフィルターのいとこの子供のようなCEM3396ICが6機基盤上に並んでいるのだ。
と少し持ち上げてみたけど結局のところテクノ向きな出音である(笑)
中古で購入する際内蔵バッテリーが放電して使えなくなっていることがある。 4つのビスを外してバッテリーからの漏れを確認、問題なければ電源を入れる。 15分もすればリチャージブルバッテリーが充電され普通に使えるようになるはずだ。
K.T's Home Pageでの紹介記事では、このシンセの開発者Ian Jannoway氏はその後 NOVATION社でBass Stationの開発に携わったそうである。
*DCOについてはTanaka氏のページに詳しく解説されています。 ぜひご一読を **CEM3396はウェーブシェイビング可能な2つのオシレーターとレゾナンス付 の4PoleのローパスフィルターとVCAをひとつのICにまとめたICでMartix 6 & 6R とMatrix 1000に使用されています。友達というよりは兄弟ですね。 |
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Yamaha CS01 ★★★
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Analog Synthesizer |
ミニ鍵盤のアナログシンセ。ヤマハの常でフィルターは発振しないしパラメーターも中途半端だけどそりゃもう可愛くってしかたがない。 ちなみにNord3はこのシンセとそっくりな音が出る(マジ) |